施工事例
3階にバスルームがある家 【世田谷区太子堂】
◆規制地で高さ制限が厳しい条件の中でも手に入れた開放感!◆
高さ制限や斜線制限、さらには間口わずか4.9mという限られた敷地条件の中で、空間を最大限に活かした理想の住まいが完成しました。
3階は、洋室・浴室・洗面・トイレ・収納・バルコニーを集約し、家族それぞれがプライベートな時間をゆったりと過ごせる“アメニティフロア”に。
さらに、天井高を工夫することで圧迫感を軽減し、落ち着いたホテルの一室のような空間が広がります。
バスルーム横に設けたユーティリティスペースは、室内干しに便利な場所としても活躍。
屋根の勾配を活かして造作した収納棚は、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
その上階、屋上には贅沢なスカイバルコニーを設置。
周囲の視線が届かないプライベートな空間は、第二のリビングとして多用途に使える特別な場所に。
朝食を外で楽しんだり、読書や家庭菜園、子どもたちのプール遊びなど、都市の中とは思えない贅沢な時間を提供してくれます。
2階は家族団らんの中心となるLDK。オープンな対面キッチンとつながるパントリーは、冷蔵庫もすっきり収まり、生活感を抑える工夫が随所に。
リビングダイニングの天井高にもゆとりを持たせ、限られた床面積でも“広さ”を感じる空間を実現しました。
光を取り込む窓の配置や視線を遮らないレイアウトなど、設計の工夫が光ります。
1階には雨の日でも濡れずに車の乗り降りができるビルトインガレージ。
ガレージ横の物置スペースには、アウトドア用品やメンテナンス道具もすっきり収納。
玄関にはたっぷり収納できるシューズクローゼットを、階段下にも収納を設け、無駄なく空間を使い切っています。
限られた条件の中でも「快適」「開放感」「暮らしやすさ」をあきらめず、建築技術とアイディアを凝縮した一棟。
注文住宅だからこそ叶えられた“空とつながる家”です。
【建築会社からの提案・工夫点】
斜線規制による高さの制限がある中、通常であれば3階建ての実現が難しい立地でしたが、当社では以下のような工夫で課題をクリアしました。
特に、**1階の床を掘り下げる「置床工法」**を採用することで、建物全体の高さを抑えながらも、各階の天井高にゆとりを持たせた快適な住空間を実現。また、各階ごとの天井高のバランスを工夫し、高さ制限内でもしっかりと3層のボリュームを確保しました。
この工法により、狭小敷地ながらも3階建て+ビルトインガレージという理想的なプランを可能に。さらに、居住スペースにおいても圧迫感を感じさせない開放的な間取りが叶いました。
法的制限を逆手に取り、空間構成と施工技術の両面からアプローチした、まさに“制限を活かした”住まいの好例です。